【川崎F vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:谷口彰悟、車屋紳太郎、出藍の誉れなるか

2018年9月21日(金)


師匠を超える弟子のたとえとして、出藍の誉れという言葉がある。いわゆる「青は藍より出でて藍より青し」というやつだ。

白い布を青く染める時、藍を使うのだが、そうやってできた青い布はもともとの藍よりも青くなるということわざで、師事していた弟子が力量で師匠を上回るという内容だ。

「師弟対決第2ラウンド」と話しかけられた谷口彰悟(写真左)は苦笑いをしつつ冷静に名古屋の分析を始めた。相手の強烈な攻撃陣を想定しつつ「打ち合いをするつもりはない」とはっきり述べている。相手の特徴については深掘りしてくれたが、風間八宏監督については個人的な思いを口にすることは無かった。

その一方で車屋紳太郎(写真右)は前回の対戦時の不思議な思いを率直に口にしてくれた。

「前回そうですね、試合して、不思議な感じはしました」

それはつまり敵軍ベンチに風間監督が座っているということ。そして「相手も自分たち(名古屋もフロンターレ)のサッカーをしようとしていましたし、そういうちょっと、多少似ているかなと、そういう感じがしました」という部分。

戦ってみて風間監督が座る名古屋ベンチを見つつ、目の前の名古屋のスタイルにフロンターレの空気を感じていたという。

なお谷口、車屋に加え、森谷賢太郎、赤﨑秀平も筑波大学在学中に風間監督の指導を受けている。

ちなみに鬼木達監督は「お互いに、どっちのチームも自分たちのサッカーを貫くという形でやってくると思うので、そこのところはおもしろいゲームにはなると思います」と話しつつ「ただ自分たちはその中でも一番しっかりウェイトをおかないといけないのは勝ち切るというところ。そこはこだわりたいと思ってます」と力強かった。

今のフロンターレの攻撃的なスタイルの基礎を作ってくれた風間監督のチームとの対戦はどのような戦いになるのだろうか。師匠に対する恩返しとして、出藍の誉れと言える試合を見せてほしいところだ。

文:江藤高志(川崎F担当)


明治安田生命J1リーグ 第27節
9月22日(土)19:00KO 等々力
川崎フロンターレ vs 名古屋グランパス
等々力陸上競技場(川崎フロンターレ)
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