【湘南 vs 横浜FM】 ウォーミングアップコラム:充実の疲労感

2018年8月10日(金)


初先発の感触は悪くない。首位の広島とのアウェイゲームに臨んだ前節、小川慶治朗(写真)はスタメンで前線に立ち、攻守に走力を傾けた。79分に退くまで重ねたスプリント36回は、前節のリーグトップの数値である。

ゲームは幸先よく先制に成功したが、前半終了間際に追いつかれ、後半逆転されてしまう。それでも後半アディショナルタイムに追いつき、2-2で引き分けた。

「勝点3を取りにいってたのでやはり悔しい」ドロー決着に試合後の表情は浮かなかった。ただ、一方でこうも言う。

「諦めずに最後引き分けに持ち込めたのは大きかったですし、チームメイトとの息は合ってきたと感じているので、僕自身は楽しくプレーできました」

トレーニングから強度は高い。それでも、「毎日のこの疲労感がすごく気持ちいいですね」と屈託のない笑みを浮かべる。

「僕は走って疲れて楽しむタイプ。ランナーズハイですね。めちゃくちゃ苦しい時間帯はありますけど、それで勝ったときのあのうれしさは味わったことがないぐらい気持ちいい。すごく充実しています」

今節は横浜FMを迎える。前節まで3連敗と苦しんでいるが、「ブレないチームはどこかで抜けてくると思うので侮れない相手」と、小川はリスペクトを忍ばせ一戦を見据える。

「マリノスは上手い。ボールを繋いでくるので、引っかけたらチャンスになると思う。ゴール前でガンガン仕掛けたい」

ハイラインを敷く横浜FMとコンパクトフィールドをベースにハイプレスを仕掛ける湘南は、攻撃的なその志向に相通じるものを感じさす。真っ向勝負のピッチの上で、リーグ屈指の小川のランは危険な匂いを放ち続けるに違いない。

文:隈元大吾(湘南担当)


明治安田生命J1リーグ 第21節
8月11日(土)19:00KO BMWス
湘南ベルマーレ vs 横浜F・マリノス
Shonan BMW スタジアム平塚(湘南ベルマーレ)
みんなの総合評価 (3.6)
臨場感 (3.2)
アクセス (3.4)
イベント充実 (4.0)
グルメ (4.5)
アウェイお楽しみ (4.0)

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