【G大阪 vs FC東京】 ウォーミングアップコラム:ガンバのエンブレムをつけて試合を戦うことに誇りを持って。新加入のMF小野瀬康介が、初のホーム戦に意欲を見せる

2018年8月9日(木)


7月31日にレノファ山口FCからの完全移籍での加入が発表され、8月3日にチームに合流。2日後に開催された前節の名古屋グランパス戦では途中出場でピッチに立ち、ガンバ大阪での、また自身にとって初めてのJ1リーグでのデビューを飾った。出場時間は26分間と長くはなく、また周囲との連動という部分ではまだまだ物足りなさを感じたものの、彼個人のパフォーマンスということでは、ゴールに向かう積極的な姿勢を示すなど持ち味を発揮した。
 
「前を向かないと何も始まらないし、自分の特徴も示せないので、前を向いた積極的なプレーは意識していました。合流から日が浅く、なんとなくバタバタしている感もある中で試合を迎えましたが、逆に前節はいろんなことをゆっくり考えられる時間がなかったことが良かった気がします。レノファでやってきたことを評価されてガンバに獲得してもらったからこそ、引き続き自分らしく勝負していきたい。名古屋戦に出たことで多少、自信もついたし、周りの選手にも『こういうプレーができるんだ』と少しは知ってもらえたはずなので、次は、チームが勝つための仕事ができるようにしたい」
 
「バタバタして」の言葉通り、この数日間は慌ただしく動いた。3日に合流して、4日には遠征のため名古屋に出発。5日に試合を戦って帰阪し、オフがあけた8日にようやく引越しの荷物が届いた。移籍を決意したあと、同世代のMF井出遥也には電話をかけ、住まいについての相談はしたそうだが、それ以外はいろんなことを準備する時間もほぼなく、身一つで大阪に乗り込んできた印象だ。それでも新天地でのプレーに、初めてのJ1クラブでのプレーには、期待と野心の方が大きかった。
「今でこそ、下位に低迷しているとはいえ僕にとってのガンバは日本全国に名前を知られているビッククラブという印象があった。そのクラブから声をかけてもらい、僕としてはチャンスだと思ったし、思いっきりやるだけだと思っています。ガンバのエンブレムをつけて試合を戦うことに誇りを持ち、結果を残すことでチームメイトからも信頼してもらえるように頑張っていこうと思います」。
 
移籍に際しては前所属の山口を率いる霜田正浩監督に背中を押してもらったと感謝の気持ちを言葉に変える。もちろん、元チームメイトにも、だ。
「レノファの監督としての立場で言うなら、首根っこを掴んででも残ってもらいたいと思う。でもお前の人生だから、どっちを選んでも正解だ(霜田監督)」。
その言葉はいまでも小野瀬の心にしっかり刻まれてそうだ。と同時に、そうしたお世話になった人たちへの感謝の気持ちを伝えるためにも、ガンバでの『活躍』を胸に誓う。
「僕がJ2リーグで結果を残せたのもシモさんとの出会いがあったから。今でもすごくリスペクトしているし、シモさんをはじめ快く僕を送り出してくださった人たち、お世話になった人たちに、このガンバでしっかりと活躍することで感謝の気持ちを伝えたい」。
言葉数は決して多くはないが、1つ1つの言葉に思いを込めて言い切った。

文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 第21節
8月10日(金)19:00KO 吹田S
ガンバ大阪 vs FC東京

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