【浦和 vs 名古屋】 ウォーミングアップコラム:槙野智章&遠藤航、ワールドカップで培ったものをクラブへ

2018年7月17日(火)


再び、戦いの火蓋が切られる。ワールドカップによる中断を経て、Jリーグが2カ月ぶりに再開。浦和はリスタートの初戦で名古屋と対戦する。

前半戦の浦和は困難な道程を歩んできた。開幕から躓いて勝点を思うように積み重ねられず、暫定体制を含め、シーズンを折り返す前に3人の指揮官の元で戦うという異常事態の中で過ごしてきた。

大槻毅暫定監督の下で6試合4勝2分け無敗と、当時の状況を鑑みれば奇跡的な結果を残してバトンタッチがなされたが、その後のオズワルド オリヴェイラ体制下ではリーグ戦1勝2分け3敗と足踏みを強いられている。

オリヴェイラ監督はワールドカップによる中断期間を利用して清水でキャンプを張り、チーム再建に向けて準備を進めてきた。だが、その最初の成果が期待された天皇杯・松本戦では、課題とされていた攻撃面の整備は道半ばといった印象を残した。

今季の浦和の総得点はここまで12得点でリーグワースト。1試合平均1点以下という計算になる。ここから短期間で得点力の急激な向上を期待するというのは現実的とは言えない。勝利の鍵を握るのはリーグ3位タイの失点で切り抜けている守備力になってくるだろう。

そこで期待したいのは槙野智章(写真左)遠藤航(写真右)の2人だ。両者はワールドカップのメンバーに選ばれたものの、控え組として戦った。槙野はターンオーバーにより1次リーグ第3戦のポーランド戦のみの出場、遠藤に至ってはまったく出場機会を得られなかった。ただ、快進撃を見せた日本代表において、サポート役に徹したことで得たものもあったようだ。槙野は言う。

「行く前と帰ってきた後では、自分の中で、感情、この先を考えることが大きく変わりました。ワールドカップで培った団結力、厳しさをチームに落とし込めれば」

槙野と遠藤は浦和の守備を支えてきたDFラインの中軸であり、その実力が評価されたからこそロシア行きの権利を獲得した。その場にいたからこそ感じられた貴重な経験もある。だが、ワールドカップという夢の舞台では十分な達成感を得られなかっただけに、今はプレーすることに飢えている。特に、一度も憧れのピッチに立つことができなかった遠藤は「帰ってきて、モチベーションはすごく高い」と力を込める。

この1カ月は日本代表のために尽力してきた。これからは浦和のために心血を注ぐ番だ。

文:神谷正明(浦和担当)


明治安田生命J1リーグ 第16節
7月18日(水)19:30KO 埼玉
浦和レッズ vs 名古屋グランパス
埼玉スタジアム2002(浦和レッズ)
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