【岐阜 vs 愛媛】 ウォーミングアップコラム:悔しさを味わった前半戦。難波宏明は後半戦に活躍を期す

2018年7月7日(土)


明治安田生命J2リーグ前半戦を8勝5分8敗の11位で折り返した岐阜。前半戦のパフォーマンスは本当に素晴らしいものだった。チームの大黒柱であるFW難波宏明(写真)もまた、「昨季からの地盤ができている。一試合ごとに力を付けて、(チームの調子は)右肩上がりになっていった」と今季の折り返し地点までの戦いを総括した。しかし、そんな充実したチームの中にあって、難波は自身のパフォーマンスに対しては、とてつもない悔しさとも戦いながら前半戦を過ごしてきた。

今季が幕をあけて以降、難波の試合出場時間は昨季と比べて激減した。それでも、「時間は関係ない。チャンスがある以上、その中で結果を出すのが当然」。そう語ると、第13節・松本戦では勝負を決める今季初ゴールを獲得するのだが、その後はまた徐々に出場時間が減っていく。今週金曜日の練習後に難波は、「貰ったチャンスの中で、いかに結果を残せるかだったと思うが、個人的には結果は残せていない。残念だった」と、現在の心情を吐露し、そして「やっぱり、前節・山形戦(0●2)の時も交代枠は一枚残っていた状況で試合は終わってしまっているし、本当に“悔しい”」。表情も少し曇り気味だった。

しかし、そうした気持ちを持ちつつも、練習、試合問わずに常に全力で打ち込んできたのは絶対的な事実だ。そして、得点力という自身の爪も研ぎ続け、自身の悔しさを後半戦にぶつける気も満々。「(チームの目標達成のためには)この夏が勝負。夏の戦いが終わった時に、どの順位に位置しているかで終盤戦の立ち位置は決まる」と後半戦の展望を語ると、続けて、「現在、スタメンではない僕たちはもっともっと練習し続けていくしかない。僕は『得点が取りたい』、『勝利に貢献したい』という気持ちを持って、今までもFWとしてずっとプレーし続けてきた。それは、絶対に変わらない」。闘志を前面に出し、“このままでは終わらない”と言わんばかりに力を込めた。

明日からはいよいよ後半戦。岐阜のサポーターには、悔しさをバネにし、ここからチームをより一層活性化させる難波のゴールに是非とも注目してほしい。昨季のチーム内得点王が後半戦、如何にしてチームを助ける得点を奪うのか。あるいは、どんな姿をスタジアムに詰めかけたサポーターに見せるのか。難波の躍動が、岐阜の目標達成に必要不可欠なものとなる。

文:岩波陽平(岐阜担当)


明治安田生命J2リーグ 第22節
7月8日(日)18:00KO 長良川
FC岐阜 vs 愛媛FC

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