【湘南 vs 磐田】 ウォーミングアップコラム:19歳の現在地

2018年5月18日(金)


チーム内の競争激しい湘南にあって、スペインキャンプの頃は危機感を覚えていたという。だが蓋を開けてみれば開幕からここまで、杉岡大暉(写真)はリーグ戦全試合に出場を続けている。

視界が開けたひとつのきっかけは2月、鹿児島で行われた磐田とのトレーニングマッチにさかのぼる。左のワイドで出場すると、うまくボールを引き出しながらサイドを駆け上がり、クロスで好機を導く場面もあった。曰く、「あのジュビロ戦あたりから余裕を持ってできるようになりました」。

今季はさらに、秋野央樹の負傷離脱に伴いボランチを任され、昨季同様センターバックも担う。ワイドを経験したうえで立つ最終ラインからの眺めもまた以前とは異なるようだ。その気付きは、3月に行なわれたU-21日本代表のパラグアイ遠征に辿れるという。3バックの一角を託されると、視野の広がりや縦パスに感触を得た。「ビルドアップなどアタッカーをやるまえよりよくなったように感じる」と語る契機である。

15連戦を締め括る今節はホームに磐田を迎える。一戦のあとにはU-21日本代表の一員としてトゥーロン国際大会も控えている。

週末を見据え、杉岡は言う。

「やっていることは間違ってないと思うし、細かい部分をどれだけ自分たちで高め合えるかだと思う。突き詰めれば必ず結果は出るはず。チーム一丸となって隙を見せずに穴を埋め合い、結果にこだわってしっかりしたゲームをしたい」。

「ほんとに上手くなってるのかなと思ってた」あるときそう明かしたように、プロ1年目の昨季は自分が歩を進められているのか確信が持てなかったという。だがチームや代表での活動を通じ、かつては得られなかった感触がいま、たしかにその手のひらのなかにある。苦い経験も含めさまざまを吸収し、19歳は前進を続けている。

文:隈元大吾(湘南担当)


明治安田生命J1リーグ 第15節
5月19日(土)19:00KO BMWス
湘南ベルマーレ vs ジュビロ磐田

Shonan BMW スタジアム平塚(湘南ベルマーレ)
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