【徳島 vs 京都】 ウォーミングアップコラム:チャンのチャント。「4年目ですからね。まぁまぁ知ってますよ!」

2018年5月11日(金)


チャンの愛称で慕われる石井秀典(写真)。好不調を繰り返している今季の徳島だが、直近は石井を中心とした守備陣が無失点でチームの連勝に貢献している。無失点の要因を「GK梶川が止めたりもありますが、全員で体を張って意識を持ってプレーできていることが一番の理由だと思います」と言葉にする。

石井は第8節・栃木戦(1△1)が今季初出場となったが、久々の公式戦とは思わせない安定したプレーを発揮した。第9節・岐阜戦(0△0)では「戦術的な理由が当然ありましたが、栃木戦の後にメンバーを変えてしまったことは彼にとって公正ではなかったと思います。変えるべきではありませんでした」(リカルドロドリゲス監督)と先発出場には至らなかったものの、再び第12節・愛媛戦(2○0)で出場機会を掴んでからは無失点で2連勝。ロドリゲス監督の「いつ出場しても良いパフォーマンスを発揮できる」という言葉にもうなずける。

そして、オフザピッチでも石井のキャラクターは存在感を示している。今季から勝利した試合後には、選手とサポーターが共にチャントを歌いながらタオルをまわして喜びを分かち合う流れができたのだが、前節・水戸戦で選手を代表してサポーターに呼びかけたのは石井だった。その中でこれまでとは異なる光景があった。

これまでは「立ち向かえ戦士たち~♪」と選手が歌い出して喜びの舞が始まっていたのだが、水戸戦後の石井は「青と緑~♪」と前触れもなくチャントを変更してきた。この点について尋ねると「サポーターの方から、“何の曲でもいい”って言われたので(笑)」。急なアドリブにサポーターは戸惑っていなかったのかどうかを尋ねると「ありましたね。でも、何でもいいって言われたんですもん(笑)」とお気に入りのチャントで喜びを表現したようだ。振り返れば、過去の試合でも石井が最も大きな声と完璧な歌詞で歌っていたのが印象的だったが、「4年目ですからね。入場のときのバスを降りたときも歌ってくれるじゃないですか。そのときも聞いてますし、(チャントの種類)まぁまぁ知ってますよ!」と笑顔で話す。

チャントの選択は、「マイクを持たせてもらった人のさじ加減ですかね!?」。石井の生み出した新しいムーブメントは続くのか、それとも当初のチャントに戻っていくのか。乞うご期待。

文:柏原敏(徳島担当)


明治安田生命J2リーグ 第14節
5月12日(土)16:00KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス vs 京都サンガF.C.

鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム(徳島ヴォルティス)
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