【熊本 vs 山形】 ウォーミングアップコラム:復帰の鈴木翔登が目指す、プロ4年目の進化。

2018年3月10日(土)


ホーム開幕となった前節の徳島戦、勝点3を引っ張り込んだのは、83分にコーナーキックから鈴木翔登(写真)が挙げたゴール。Jリーグ初得点が逆転の決勝点になったが、「どう喜んでいいかわからなかった」と振り返る。1−4と大敗を喫した山口との開幕戦で立ち上がり早々に失点に絡んだことも、相当に重くのしかかっていたのだろう。「開幕戦でいいプレーができなかったし、今日も点を取った以外は自分で納得できるところは少ないので、ちょっと複雑な思いはある」と述べている。

J3北九州に期限付き移籍した昨季、鈴木はリーグ戦6試合出場にとどまり、一方では、プロとしての歩みをスタートした熊本の様子も心配しながら過ごしていた。もし北九州が昇格圏内でフィニッシュしていたら、熊本は自動降格となる可能性もあったからだ。その古巣から復帰の話を受ければ、意気に感じないわけがない。
「周りの選手が引っ張ってくれるのについていくばかりではいけない。年齢的にも、自分が周りを引っ張る存在にならないと」
プロ4年目を迎え、始動間もない頃にはそんなことも口にしていた。

今シーズン、DF陣は層が厚く競争も激しくなった。その中で開幕先発を勝ち取ったのは、プレーに表現されるそうした思いをスタッフ陣が感じ取ったからでもあるだろう。
「いつまでも『気持ち』ばかりではだめだと思う」とも言う。しかし、試合を通して経験を重ね、根拠に基づいた自信を深めていけば、自らが言う、周りを引っ張る存在になれるはず。
そうなっていっそう、鈴木が表現する「気持ち」が、周囲を動かす大きな力になる。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J2リーグ 第3節
3月11日(日)13:00KO えがおS
ロアッソ熊本 vs モンテディオ山形
えがお健康スタジアム(ロアッソ熊本)
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