【柏 vs 磐田】 ウォーミングアップコラム:今こそベテランの力を示せ。鎌田次郎がチームの闘志に火を放つ!

2017年11月17日(金)


鎌田次郎(写真)は昨季、仙台から7シーズンぶりに柏への復帰を果たした。さらなる成長を期したチャレンジの移籍だった。

だが、中谷進之介と中山雄太、若いCBコンビの台頭もあって、昨季はリーグ戦16試合、今季もここまで12試合と出場機会は限られ、彼自身が納得できるシーズンを送っているとは言い難かった。

ただ、決してパフォーマンスが悪いわけではない。例えば5月に、中山がU-20ワールドカップ出場のためにチームを離れた際には、鎌田はリーグ戦3試合連続スタメン出場を果たし、チームの連勝に貢献した。その後、代表から戻った中山は「次郎さんとシンくん(中谷)だから勝てた、僕が戻ったから負けたとは言われたくなかった」と発奮。鎌田の存在は若い選手に大きなモチベーションと刺激を与えもした。

今週のトレーニング中にアクシデントが発生した。中谷が負傷し、今節の磐田戦を欠場する可能性が出てきたのだ。もし中谷が欠場するのなら、起用されるのは間違いなく鎌田だ。これまで思うような出場機会を得られなくても、彼は気持ちを切らさず、常に準備を進めてきた。何も問題はない。

柏は、リーグ戦ではここ4試合結果が出ていない。特に大宮戦、川崎F戦と続いたこの直近の2試合は、リードして終盤を迎えながら、相手のパワープレーを跳ね返すことができずに土壇場で同点に追いつかれた。2試合で柏が落とした勝点は4。軽視できない結果である。

そのチーム状況を踏まえ、鎌田は出場への意気込みを語る。

「この2週間、トレーニングでは戦術の修正をしてきました。ただ、戦術面以上に守りたいという気持ちとか、球際の強さが最終的には大事になってくるので、そこも合わせて試合で発揮できればと思っています。若い選手にはそういうところを上げていってほしいですし、タニくん(大谷秀和)も試合ではそういうところを見せています。自分もそういうところを見せていきたい」

結果が出ていないのは、確実に“何か”が足りないからだ。鎌田だけでなく、大谷、栗澤僚一らベテランたちは気迫、勝利への執念、局面で見せる球際の激しさが今のチームには欠けていると指摘する。

若いチームに欠けているそれらの部分を、鎌田は強みとしている選手だ。最終ラインで味方を鼓舞し、球際では激しいバトルを見せ、チーム全体の闘志に火を放つ。

4戦未勝利の流れを食い止めるプレーを、経験豊富な背番号2がピッチ上で体現する。

文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J1リーグ 第32節
11月18日(土)14:00KO 
柏レイソル vs ジュビロ磐田
三協フロンテア柏スタジアム(柏レイソル)
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