【YS横浜 vs G大23】 ウォーミングアップコラム:チームの勝利のために戦う。松田康佑

2017年11月10日(金)


「色んな思いでやってきた。結果が出なくても諦めずに、信じてやってきて良かった」

2009年からY.S.C.C.横浜に所属する松田康佑(写真)。地域リーグ、JFLと経験を経てからJ3の舞台へ歩んだ。しかしそこで待っていたのは苦しく、勝てない日々だった。そして“次こそは”と迎えた今季。前半戦はつまずいたが、後半戦から6勝3分3敗と見違えるような成績を残し、上位陣を破るなど大躍進を遂げている。

「チームは色んな要素があって変わる。本当にそれが上手く絡まって良い方向に行っているんだろうなと。ずっとJ3に来てからもどかしさがあったけど、いまはやっとやりたかったシーズンを送れている。本当にずっと勝ちたかった。1試合勝つのが本当に大変だった。夢のような状況なんです」

過去を知る松田だからこそ出た言葉だった。過去のシーズンとは何が違うのか。目を細めながらこう話した。

「最初のころのシーズンより若手がちょっとギラつくまではいかないけど、ちょっとやってくれそうな感じはする。最初は『出れなくてもしょうがないです』みたいなヤツばっかりだったけど、当たり前のことなんだけど試合に出ようとしている。そういう競争が生まれて、俺だったり(吉田)明生が試合に出なかったり今までは試合に出ていた選手が出られなくても結果が出て、チームの状況が良くなっていくと。そういうのは良いですよね」

さらにはYSCCの好調の影には、チームのために戦える選手の貢献度がある。例え出場できなくても全員が見ているモノは変わらない。その象徴と言えるのが松田だ。これまでスタメンを張り続けてきたが、ここ最近はベンチに座ることも多い。しかし背番号4はチームのことを常に考え、勝利だけを考えている。

「俺はもちろんサッカー選手は試合に出ないと価値はないと思います。けど俺はチームが勝つことが絶対的に一番。例えば毎試合残り15分しか出られなくても、それが勝つために必要なプランだったら俺はそれを受け入れる」

残り少なくなりラスト4試合。松田の特長である体を張ったキープ。顔を出しながらパスコース作る動き。そのプレーは先発でもベンチスタートでもピッチで際立つ。今節も必死に戦い、チームを引っ張っていく。

文:髙澤真輝(YS横浜担当)


明治安田生命J3リーグ 第31節
11月11日(土)13:00KO ニッパツ
Y.S.C.C.横浜 vs ガンバ大阪U−23