【福島 vs 鹿児島】 ウォーミングアップコラム:チームのバランサー前田尚輝が見せたこの1年の成長

2017年11月10日(金)


今シーズンの福島は、田坂和昭監督の下成長を見せた選手は数多い。

ボランチの前田尚輝(写真)もその一人。開幕直後はレギュラーとして活躍してきたが、5月以降サブメンバーになることが多かった。しかし第20節沼津戦以降再びボランチのレギュラーに定着。9月以降は東京V、札幌で活躍したニウドと2人でボランチを務める試合が続き、積極的にゴール前に上がっていくニウドに対し、守備を重視しつつ自らも攻撃につながるパスを狙う形でチームに貢献。チームのバランスを取る重要な役目を担っている。

先発出場から遠ざかっていた時期もあったが「自分の良さはボールに絡んで、どんどんリズムを作っていくことだと思います。ずっとベンチだった頃は自分のプレーを見失いがちでしたが、良かった時を思い出して、良いイメージで試合に臨めています」と久々の先発出場となった沼津戦後に語る通り、自らの良さをもう一度見つめ直した。

「監督からは守備のところでジャッジ(判断)、反応を速くするようにシーズン始まってから言われていたので、そこは1年通して成長してきたと感じます。相手のボランチより走る部分も意識しています」。課題だった守備での切り替えの部分で成長を見せられたことも、先発復帰できた要因だ。「ニウドはすごく前に関わっていくので、自分がリスクマネジメントでこぼれ球を予測して拾っていかないとカウンターを喰らいます。自分がバランスを取っていきたいです」。積極的に攻撃参加するニウドとボランチを組んだことにより、バランスを取る意識も向上。田坂監督は「前田がこれまで以上に躍動できているのはニウドの効果」とニウドの加入により、前田の良さも引き出されていると評価している。

湘南ユースからトップ昇格後即福島に期限付き移籍して3年目。すっかり福島の主力に定着した。残り試合はこの1年の成長をサポーターに見せるべく、攻守に躍動してほしい。

文:小林健志(福島担当)


明治安田生命J3リーグ 第31節
11月11日(土)13:00KO とうスタ
福島ユナイテッドFC vs 鹿児島ユナイテッドFC