【浦和 vs G大阪】 ウォーミングアップコラム:プロとしての覚悟を見せよ。G大阪戦でもACLのパフォーマンスを!

2017年10月21日(土)



浦和は18日に行われた上海上港とのACL準決勝第2戦で1−0の勝利を収め、2戦合計2-1で10年ぶりの決勝進出を決めた。

誰もが決死の覚悟で挑み、常に集中の糸を張り巡らし、最後まであきらめずに泥臭く体を張った。それがフッキ、オスカル、エウケソンといった超一流のアタッカーを擁する強敵をはねのけるパフォーマンスにつながった。見ていて美しい試合ではなかったかもしれないが、心に訴えかけてくる熱量はあった。

一方、直近のリーグ戦ではどうだ。鳥栖戦でも、仙台戦でも、神戸戦でも、軽率なプレーから失点を喫している。本当に強い気持ちを持って試合に挑んでいるかどうか、その差が如実に表れている。

あれだけのプレーをACLでは出せたのだ。ならばJリーグでもできるはずなのだ。「今日の戦いぶりを見れば、リーグ戦でももっとやれるだろうと思われたかもしれません」。武藤雄樹がそう語ったように、あの激闘を目の当たりにした多くの者が浦和の底力を実感しただろう。

ただ、怖いのはACLの反動だ。大舞台で望みどおりの結果を出した直後なので、達成感、安堵感を引きずってしまうという懸念はある。武藤も「少しメンタル的に『やってやった』感が残っていると思いますが、すぐに集中してリーグ戦に臨まなければなりません」とそのことを理解している。

やればできるのだ。そのことを証明した直後なだけに、Jリーグでこれまでのようなプレーをしてしまったら、その姿勢が問われることになる。中3日の連続という厳しい条件を背負った戦いになるのは事実だが、今こそプロとしての覚悟を見せる時だ。

文:神谷正明(浦和担当)


明治安田生命J1リーグ 第30節
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浦和レッズ vs ガンバ大阪