【鳥取 vs 鹿児島】 ウォーミングアップコラム:「もっと鳥取に貢献したい」長期離脱から復帰し、勝利への闘志を燃やす内山裕貴

2017年10月7日(土)


1-6と大きくリードされた24節の藤枝戦。残り時間約5分、現実的には引き分けに持ち込むことすら難しくなった状況で、それでも鳥取DF内山裕貴(写真)は「ここからだぞ!」と声を張り上げていた。

「自分がメンバーに入ること、監督が自分を起用することに、どういう意図があるのかを考えると、チームの雰囲気や流れを変える必要があると感じていました。スタンドから見ていて足りないと感じたものを出せれば、と思っていた。それが声でした」

この試合が鳥取でのデビュー戦だった。札幌から加入した今季、3月中旬に左膝外側半月板損傷の手術を受けて離脱。スタンドから見つめることしかできなかったリハビリの日々を経て復帰し、いきなり先発で出場機会がめぐってきた。

だが、CBの一角を任されたものの、前半で0-4とされてしまう。後半に1点を返した後も立て直せず1-6で敗れ、J3降格後では最長となる5連敗。1つの失点でチーム全体の雰囲気が落ち込み、立て直しに時間がかかる課題を抱えるチームにあって、「自分自身、4点目を取られたときに下を向いてしまった」という反省が残った。

「これほど長いのは初めて」という負傷離脱中、心境に変化があったという。

「鳥取は自分を獲得してくれたクラブ。もっと貢献しなければいけなかったのですが、プレーでは貢献できていませんでした。どんなことで貢献できるかを考えて、自分よりもチーム優先で考えるようになった。以前なら『自分は試合に出ていないから』と無関心だったと思いますが、勝つために自分ができることがあるんじゃないかと思っていました」

いまは戦列に戻り、プレーで貢献できる状態になった。今節は、試合がなかった25節を経て臨む2週間ぶりの一戦。「まだ鳥取では1試合しか出ていなくて、その1試合も苦いものになってしまっています。試合に出たことで、もっと鳥取に貢献したい気持ちが高まっている」。その思いをピッチ上で示し、7試合ぶりの勝利をつかむべく闘志を燃やす。

文:石倉利英(鳥取担当)


明治安田生命J3リーグ 第26節
10月8日(日)13:00KO とりスタ
ガイナーレ鳥取 vs 鹿児島ユナイテッドFC

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