【相模原 vs 琉球】 ウォーミングアップコラム:「いまの1番の目標は東京オリンピック」。新井瑞希は2020年の“秘密兵器”となれるか

2017年10月7日(土)


「これまで代表に呼ばれたことはないけど、いまの1番の目標としては東京オリンピック。そこを狙える年齢なので、オリンピックに出ることによってやっと(同世代のみんなに追い付ける)というか、みんなのレベルまで早くいかないといけないと思っている。だから、いまはJ3だけど、そこを狙えるチームに入って出ることが個人的な近い目標。もう1回、22~23歳ぐらいで海外には出たいという思いもちょっとはあるけど、J2でバリバリやっていたら選ばれることもあると思うし、J1でやっていたらもっと選ばれる確率はあると思う。そこは自分のレベルを考えながら、どこで自分の成長のためにプレーできるのかを考えてやっていきたい」

このように力強く大きな目標を口にする男が相模原にはいる。それは今秋にオーストリアのSVホルンからやってきた新井瑞希(写真)だ。柏レイソルのジュニアユース、浦和レッズのユースとキャリアを歩んできた20歳のドリブラーにとって、現在柏や浦和で活躍している若手や今年の5月に韓国で開催されたU-20ワールドカップに出場した選手たちの多くは、これまで切磋琢磨してきたライバルであり、普段から大きな刺激を受けている仲間である。

だからこそ、ヨーロッパを中心にクラブを探していたタイミングで声を掛けてくれた相模原への加入を決断したのもすべては自分のため。「相模原でも試合に出られるとは限らないけど、まだ20歳なので試合に出られるところでやるのが1番良いかなと思って、日本でもどこでも出られる環境に行くのがベストだと思って決めた」と今回の電撃加入の経緯を明かす。

そんな新井はすでに自身の言葉に恥じないプレーをしっかりと見せている。9月24日に行われた第24節・YS横浜戦で途中出場し早速デビューを果たすと、前節・北九州戦ではスタメンフル出場。9月15日に加入が発表されてから1か月も経たないうちに、レギュラーの座を掴もうとしている。

そして、Jリーグ初ゴールへの期待も日に日に高まる中、今節・琉球戦は2トップの一角としてスタメンが濃厚。本人もこれまでよりもゴールに近い位置でプレーできることで「特に今節はホームなので早くゴールは決めたい。最後は絶対に個。1対1だけは負けないようにすれば自ずとゴールは取れる」と意欲を燃やす。

甘いマスクとは対照的に熱い思いを秘めた男から2020年に向けた号砲が飛び出すか注目だ。

文:須賀大輔(相模原担当)


明治安田生命J3リーグ 第26節
10月8日(日)13:30KO ギオンス
SC相模原 vs FC琉球

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