【藤枝 vs 鹿児島】 ウォーミングアップコラム:新婚&復帰早々に結果を出したイケメン・越智亮介。今節もチームのために惜しみなく動く!

2017年9月1日(金)


第14節以降は6戦負けなし(5勝1分)と好調な藤枝。それによって順位も13位から9位に上げてきた。今季の目標は「5位以内」だが、今節は5位・鹿児島と対戦で勝点差は6。つまり、勝てば5位まで勝点3差に迫ることができる。しかも、ホームでは3連勝中ということで、藤枝ファンの期待は大いに高まっている。

また鹿児島は、今季の開幕戦で0-5という大敗を喫した相手なので、選手たちはその雪辱にも燃えている。前回の対戦は、開始11分で先制され、さらに20分までで3失点して完全にリズムを崩したが、そのうち2点がセットプレーから奪われたゴール。第2節以降もセットプレーからの失点が多かったが、徐々に改善されて失点が減り、今は逆にセットプレーからの得点のほうが増えてきた。開始15分までの失点が多いことも課題だったが、そこも改善されてきた。

「開幕戦の頃とはチームは全然変わっている」と大石篤人監督も自信を見せる。先に不用意な形で失点することさえなければ、自分たちの戦い方に持ち込み、借りを返すことができると選手たちも考えている。

チーム状況としても、7月はケガ人の多さが気になったが、復帰する選手が増えてきたうえに、J2から薗田淳(熊本)、伊藤槙人(水戸)、北川滉平(長崎)と即戦力の3人が加わったのも大きなプラス。とくに伊藤は、前節(19節)の北九州戦でさっそく先発デビューし、無失点の勝利に大きく貢献した。

その北九州戦で決勝ゴールを決めたのは、復帰組の1人、シャドーの位置に入った越智亮介(写真)だった。彼は5/28の琉球戦後からケガで離脱し、長引く痛みに苦しんでいたが、6月24日に一般女性と入籍して心機一転。チーム屈指のイケメンの結婚にガッカリした女性ファンもいたかもしれないが、新妻に支えられながらコンディションを整え、北九州戦の58分から9試合ぶりに実戦復帰。ピッチに出た18分後に早くも結婚後の初ゴールを決めて、チームを救ったのだった。

そんな越智に、結婚後の変化を聞いてみると、初めは「全然変わらないです」と照れ隠し気味に語りながらも、さらにツッコむと「体調管理の面ではすごく助けてもらってますし、自分も家族を持った責任感を感じています」と口にした。

元々自己管理という面では、「彼とは3年一緒にやっているけど、練習にも誰よりも早く来て、いろんな身体のケアもしてますし、ピッチ内だけでなくピッチ外でもつねに準備を怠らない選手」と大石監督も認める存在。本人は「当たり前のことを普通にやっているだけです」と言うが、他の選手たちにもしっかりと範を示している。

プレーの面でも「(前からの)守備のスイッチを入れる選手ですし、攻撃でも何度も連続して動き直しができる。北九州戦の得点も、4回ぐらい動き直しをしてゴールにつなげていましたが、そういう準備というところを怠らない選手は、やはり結果も出しますね」と大石監督は言う。

たとえば、ゴール前の危ないところ、あるいはビッグチャンスのところであと一歩の足が出るかどうか。そこは、日頃の練習での姿勢や準備に大きく関わってくる。越智をはじめとして、そういう選手が増えていることが、チームが成長している要因のひとつと言えるだろう。
「みんなが献身的だし、意見も言い合うし、勝つためにチームが自然にまとまっていることが、良い流れにつながっていると思います」と越智も言う。

そのうえで「鹿児島はカウンターも狙ってくると思うので、切り替えのところでしっかりとカウンターの芽を摘まないといけない。そこは前線の自分たちの役割です」(越智)と今節のポイントを語る。

鹿児島に雪辱してチームの成長をあらためて証明すること。それが今季の藤枝の目標に近づくためにも欠かせないミッションとなる。

文:井上慎也(藤枝担当)


明治安田生命J3リーグ 第21節
9月2日(土)17:00KO 藤枝サ
藤枝MYFC vs 鹿児島ユナイテッドFC