【愛媛 vs 大分】 ウォーミングアップコラム:3連敗中も揺るがない間瀬サッカーへの自信。河原和寿「ひとつの勝利が大きな力に変わる」

2017年7月15日(土)



愛媛は現在リーグ戦3連敗中。過酷さを極めるこれからの夏の陣に向けて、いち早くこの悪い流れを払拭したいところだが、こんな時にこそ大きな頼りにしたいのがエースの存在。今季ここまでチームトップの6ゴール。昨季のスランプから見事に脱した“エース”河原和寿(写真)への今節に向けての期待は大きなものになる。

連敗の最中、第22節・長崎戦、そして12日におこなわれた天皇杯3回戦のゴール裏に掲げられた『間瀬愛媛を信じている』という横断幕。「サポーターが横断幕で掲げてくれたように、その思いは僕たちも変わらない」と河原。ここしばらく結果は出ていないが、今季、間瀬秀一監督のもとで積み上げてきたサッカーに対する自信は揺るがない。第21節・徳島とのダービーでは完膚なきまでに叩きのめされたが、「そこから自分たちは修正して、自分たちのやるべき姿を長崎戦では最低限見せることができた」と敗戦の中にも光明は見い出している。いま求められるのは流れを変えるきっかけ作りであり、それが勝利という結果であることは間違いない。当然、そのきっかけはこの大分戦で掴み取りにいく。
「大分戦で結果につなげることが自分たちの今後の成長スピードを変えていく。いま、しゃがんでパワーを貯めているときにひとつの勝利が自分たちの大きな力に変わる」

幸いなことに河原にとって大分は相性の良い相手でもある。今季第6節、敵地での大分戦でこそ決定機を演出しながら決め切れなかったが、それ以前に自身が出場した同カードの4試合すべてでゴールを決める“大分キラー”ぶり。加えて、河原は2010年に半年間のみであったが大分でプレー。「僕自身がプロのキャリアで一番難しい時期を迎えている時に大分でチャンスをもらった」と自身の転機となったチームとして感謝の意を表す。だからこそ、「自分自身が成長した姿、まだしぶとくやっているところも見せたい」という高いモチベーションも河原の背中を押す。

古巣・大分に対しての“恩返し”はすでに十分すぎるほどに返しているが、今節は自身をさらに成長させ、信頼を寄せる指揮官・間瀬監督に対しての恩返しに燃えているはずだ。

文:松本隆志(愛媛担当)


明治安田生命J2リーグ 第23節
7月16日(日)18:00KO ニンスタ
愛媛FC vs 大分トリニータ