【横浜FM vs 仙台】 ウォーミングアップコラム:伊藤翔がゴラッソのために、走る!

2017年5月19日(金)


横浜FMのFW伊藤翔(写真)が、前節・甲府戦でJ1通算150試合出場を達成した。その中で本人が選んだベストゴールは、2014年に清水から移籍した際の“名刺代わりの一発”。開幕の大宮戦で決めた、約30mの距離から矢のごとくゴール右上に突き刺したロングシュートだ。

「試合での重要度で言ったら他のゴールがあるけど、インパクトで選ぶなら、あれじゃないですか。ただ、あんなふうにバーンと思いきり蹴って決まればいいけど、なかなか入らないからね(苦笑)。一番FWらしいと思う好きなのは、同じ14年のホーム最終戦で新潟に1-0で勝った時に決めたゴール」。それは、左からのクロスを中でレオ シルバ(現鹿島)がクリアしようと頭で触るもボールはファーに流れ、そこへ走り込んだ伊藤がプッシュした一撃だ。

「クロスにせよ、こぼれ球にせよ、落下地点や次に起こることを素早く読めるようになってくると調子がいいかな。また、毎回ちゃんと“そこ”に行くことで点が取れる。サボって『もういいかな』と1回行くのを止めた時にかぎって、ボールが来たりするからね」

今シーズン、伊藤自身のゴールはまだない。チームも直近5試合でわずか2得点、かつ流れの中からの得点はゼロと、攻撃が悩みどころに。「今は、あそこまで(ゴール前に)行くのに苦労している。ビルドアップの段階でつまずいてしまう。結局、一人一人がもっとボールをもらう意識を出していかないと、ビルドアップなんて上手くいかない。あの時のようなシーンが増えれば、僕だけじゃなくて点が入ると思うんですけど…」。現状の問題点を14年・新潟戦での自身の得点シーンになぞらえて、そう指摘する。

今、伊藤は味方からのパスを引き出そうと、裏への走り込みといった「スプリント」をより意識しているという。得意とするPA内での勝負に持ち込むためにも、まずは質&量にこだわって走る!

文:小林智明<インサイド>(横浜FM担当)


明治安田生命J1リーグ 第12節
5月20日(土)14:00KO 日産ス
横浜F・マリノス vs ベガルタ仙台