【東京V vs 群馬】 ウォーミングアップコラム: 「“惜しい”は0(ゼロ)」。結果にこだわる高木善朗。

2017年4月21日(金)



前々節vs湘南戦、前節vs山形戦に敗れ、ロティーナ体制としては初の連敗を喫した。指揮官は、「勝てば首位にはなっていたが、ずっとこの順位をキープすることも大事なことだ。やっている内容も、すごく大きく変わっているわけではない。少しの運の差で勝った試合もあるし、少しの運の差で負けることもあるのだから、このままブレずに続けていこう」と、話し、これまで通り、キャンプから積み上げてきた自分たちの戦い方を貫くことを選手たちと確認した。

結果が出始め、自分たちのサッカーに自信を持って戦えている流れを崩さないためにも、今節は是が非でも勝ち点3が欲しい。負けてはいけない大事な一戦において、やはり頼りになるのは高木善朗(写真)だろう。

黒星だったとはいえ、2試合とも決して悪くはない。特に前節は、シュート17本を放ち圧倒的に主導権を握ることができていただけに、悲観する必要はない。だが、「内容どうこうではなくて、自分は結果が一番だと思っている」と、きっぱり言い切る。「良いサッカーをしても、負ければ去年と同じです。逆に、良くなくても、勝てば去年とは違う順位に行ける。どちらを選ぶかと言われたら、僕は勝つ方を選びたい」。

そして、勝つためには、自分の得点が必要不可欠であることも重々受け止めている。前節、決定的なシュートをポストに当て、結果、チームも無得点に終わった。「この間もポストに当てているし、その前の山口戦(第4節)でもポストに当てている。そういうところで自分が点を取れていれば、引き分け、ないしは、もっと楽なゲーム運びができたと思うので、反省点です。去年から振り返しっても、ポストに当てているシーンが多いので、そこを決められるようになれば、チームももう少し上に行けるし、僕自身も成長できると思います」。

幼少時から『ヴェルディ』という強豪クラブの下部組織で、「“惜しい”は0点」だと育てられてきた。その教えを、今一度思い出し、今週は普段以上にシュートに高い意識を持ち、シュート練習量も増やした。「感覚は良いです。ぜひ、決められればと思います」。

 いま、選手たちの口から頻繁に聞かれるのが、「ポジション争いが激しい」ということだ。その危機感は、背番号10を背負っていてもひしひしと感じているという。「どんどん熾烈になってくる。自分も結果を出したい」。切磋琢磨の中で、高木善朗はより一層輝きを放つだろう。


文:上岡真里江(東京V担当)


明治安田生命J2リーグ 第9節
4月22日(土)15:00KO 味スタ
東京ヴェルディ vs ザスパクサツ群馬