【岡山 vs 京都】 ウォーミングアップコラム:「今年はホームでゴールを増やしたい」豊川雄太。

2017年3月18日(土)



今回は豊川雄太(写真)選手の話だ。

期限付き移籍期間を一年延長して、今季も岡山でプレーすることを選び、これまでの3試合に先発出場。ホーム開幕戦だった第2節・熊本戦で47分、チームの今季初ゴールを決めた。92分の熊本・小谷祐喜選手のゴールで1−1と引き分ける結果となったが、爽快なゴールまでの展開だった。右サイドで大竹洋平選手が溜を作り、加地亮選手にやわらかくパス。加地選手のクロスに、ゴール前で藤本佳希選手と並んで待ち構えていた。これを頭で押し込んだ。「って言っても、俺が点取った試合はほぼ追いつかれてるから」。

思い出すのは、昨年3月13日に行われた第3節・京都戦。後半途中から入り、1−1の展開から78分にみごとなループシュートで勝ち越し弾。岡山に合流後、初めてのゴールだった。この時のゴールパフォーマンスを覚えている人は多いだろう。「結局、同点に終わった試合であれやったの恥ずかしー」と後日、話していた。この試合では92分、京都の石櫃洋祐選手のゴールで追いつかれてしまったのだ。

「追いつかれるの、パターンだから、ルーティンだから」と自虐的になる一方で、今季は追いつかれても、振り払えるだけのゴールを生み出す準備が整いつつある。

壁にぶつかった時は「いろんな人の話を聞くことは大事」と言う。「鹿島時代から、僕にはいろんな人がいてくれた。そういう存在は大きいと思います」。岡山でも昨年一緒にプレーした岩政大樹選手から、「そんなんじゃ点とれないよ」と何十回、何百回と言われた。「連絡は、俺から取らないと来ないですよ。わかんないなってなったら聞きますけど、まずは自分で考えないと。試合は絶対観てる」そうだ。

自分という軸をブレさせず様々な意見を取り入れて、思考を積み重ねて行く。今さらここに書く必要はないけれど、頭の中が整理された選手だ。「今年はホームでゴールを増やしたい」と話す豊川選手の、試合を決めるゴールはきっと間近だ。

文:尾原千明(岡山担当)


明治安田生命J2リーグ 第4節
3月19日(日)13:00KO Cスタ
ファジアーノ岡山 vs 京都サンガF.C.

スタジアムナビ

スタジアムナビ