【札幌 vs 広島】 ウォーミングアップコラム:とにかくサッカーがうまくなりたい。新たな本拠地で、兵藤が広島を討つ

2017年3月17日(金)


「最後は両足がつってしまって…」

前節のC大阪戦(△1-1)後のミックスゾーンでは、バツが悪そうに漏らしていたが、試合を通してハードワークを繰り返し続けた証だろう。ボール保持時には的確にパスをつなぎ、相手ボール時にはパワフルに寄せて自由を奪う。その顔つきは童顔なように感じるが、プレーぶりは獰猛だ、とは言いすぎだろうか。いずれにせよ兵藤慎剛(写真)は、札幌が5シーズンぶりにJ1で勝点を得た、その立役者の1人であることは間違いない。

9年間在籍した横浜FMを離れ、今シーズンから札幌に完全移籍。その決断の裏ではもちろん「やはり、悩んだ」が、節目となるプロ10年目のシーズンを前に「自分はもっとやれるはず」と思い至り、新天地でのチャレンジを選んだ。「5シーズンぶりのJ1復帰を機に、さらに上を目指そうという札幌のスタンスが、自分の気持ちと重なった」とも兵藤は話す。

C大阪戦の前節では、古巣の横浜FMと対戦した。「すごくお世話になったし、自分にとっては特別なクラブ。試合が始まるまでは、自分が横浜FMと試合をするというのは、なんだか不思議な気持ちだった」と明かす。

結果的に初めての古巣との一戦は0-3のスコアで敗戦。「どうしても勝ちたい相手でもあったので、すごく悔しかった」としながらも、「次の対戦では絶対に勝ちたい。だから、札幌を強くしたいし、自分ももっとうまくなりたい。横浜FMに負けたことで、やる気がより一層高まった」と気持ちを高める。そして、「古巣との対戦が済んだことで、スッキリしている」とも。

サッカー人生での目標は特に設定しておらず。「とにかく日々、サッカーがうまくなりたい。それだけですね」。

前節は新天地での初勝点を得た。ならば今節は初勝利が目標だろう。前節よりもサッカーがうまくなった兵藤が、新たなホームスタジアムとなった札幌ドームで広島を打ち破る。

文:斉藤宏則(札幌担当)


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