【山口 vs 熊本】 ウォーミングアップコラム:チームはJ1ライセンス取得。存在感を増す星雄次、昇格圏への宣誓

2016年10月1日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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複数のポジションを任されるようになった。星雄次だ。J3福島時代はサイドバックで出場し、ほぼ1年前の昨年9月23日に行われたJ3第30節では山口を相手にゴールも挙げた。その山口に移った今季、序盤は右サイドのアタッカー、最近ではトップ下でも仕事をする。「真ん中かサイドかで見える景色が違いますし、ボールの受け方もだいぶ違う」と話すが、山口の戦い方は体に染みついてきた。「ポジションが違ってもチームとしてやることは変わらない。人が変わると(戦い方で)変わることもありますが、気にしていても意味がないので、やれることをやる」と意気込みを語る。

その星と近い距離でプレーする島屋八徳はコンビネーションの『深化』を感じ、「ユウジは足元の技術がしっかりしている。運動量もあるし、裏への抜け出しもできる選手。前線は流動的に動いても問題ないと思うので、どんどんポジションチェンジしながら相手の付きづらい動きをしていきたい」と話す。前節では、星が相手DFの背後をするすると上がっていき、島屋のスルーパスから一撃。距離感や互いが求めあうパスの質が分っているからこそのゴールシーンだった。

今季4ゴール目の星は、途中出場の少ないチャンスであってもモノにすることは多い。だが、「正直、もっと取れるチャンスはあったと思う。数字的には自分としては物足りない。もっと取りたい」と話し現状への満足はない。「運動量の部分だったり、攻撃の部分は求められていると思う」とさらなる積み上げを目指す。

山口は9月28日、J1昇格のための条件となるJ1クラブライセンスの交付が決まった。スタジアムも練習場もJ1仕様へと改修される。残されたのは勝点7の差をなんとか詰めていき、プレーオフ圏内に入っていくという作業だ。リーグ戦は6試合にわたって勝ちがなく、今節の熊本戦も落としてしまうと、昇格を目指すという夢から覚めてしまうかもしれない。「まだ順位的に入ることができていないので、そこは選手がやるしかない。周りが後押ししてくれているので、そこに応えられるように残り9試合やるしかないと思う」。いつものスタースマイルで取材に応じていた星も、表情がきっと引き締まった。

夢を見続けるために、現実の厳しい戦いを続けていく。「勝てていない中でも応援してくれている。下関でも勝ちたい」。気合い一新、星雄次、颯爽とゴールに挑む。

文:上田真之介(山口担当)


明治安田生命J2リーグ 第34節
10月2日(日)14:00KO 下関
レノファ山口FC vs ロアッソ熊本
下関市営下関陸上競技場(レノファ山口FC)
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