【熊本 vs 岡山】 ウォーミングアップコラム:それはそれ。これはこれ。

2016年9月17日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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【写真】前期対戦となった第16節(@Cスタ)は1−2で敗戦

今シーズンの前回対戦は6月4日の第16節。前半、クリアボールを田中奏一に決められ先制を許した熊本は、後半にカウンターからアンデルソンがゴール(これは、熊本がリーグ戦に復帰後4試合目にして初めて挙げた得点だ)を挙げて一時は同点に持ち込む。しかしその後PKを与えて勝ち越された。この敗戦で、地震による中断前からの2連敗と合わせ、熊本は6連敗となった。

前回対戦時、岡山担当・尾原千明さんは当コーナーで熊本について「九州の兄ちゃん」的な存在(【岡山 vs 熊本】 ウォーミングアップコラム:熊本戦に向けて。)、と書いてくださっているのだが、J2入りしたのが1年早いだけ。一般的に1つ違いの年子の兄弟だと明確な力の差は存在せず、むしろお互いに競い合うライバル的な関係の方が多いような気がする。

例えばここまで9得点を挙げて熊本の攻撃を牽引している清武功暉は兄の弘嗣(スペイン・セビージャ)と1つ違いだけれど、以前インタビューした時には「自分の方がガツガツいくタイプ」と話していた。


【写真】第15節・町田戦(@ノエスタ)にボランティアの手伝いに来てくれた岡山サポーターの皆さん

熊本県と岡山県、熊本市と岡山市は人口も同規模なのだが、経済事情は全く違う。Jリーグが公開している2015年度の各クラブ経営情報の数値を見ると、広告料収入、入場料収入などを合わせた運営費で約1.6倍、さらにチーム人件費では約1.7倍と、岡山が熊本を上回っている。おまけに今年は、ホームスタジアムが使えない期間に代替地で行ったホームゲームの1つ、第15節の町田戦(@ノエスタ)で、岡山から約25人ものサポーターが運営ボランティアのヘルプにも来てくれた。近年の成績を踏まえても「中国地方の弟」的な存在どころじゃない。もう、頭が上がらないのである。

 けどーー。今節を迎える現段階でも、熊本は5連敗中。同じ相手に2度も、6連敗に追い込まれるわけにはいかない。

 「点が取れる選手がいて、動き出しに合わせたパスを出せる選手もいますし中もカタい。簡単に勝てる相手ではない。でもホームだし、立ち上がりから圧力をかけていきたい」(清川浩行監督)。

前期の借りと、地震後の支援へのお礼は、勝って返します。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J2リーグ 第32節
9月18日(日)19:00KO うまスタ
ロアッソ熊本 vs ファジアーノ岡山

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