【水戸 vs 熊本】 ウォーミングアップコラム:GKコーチの一言で目を覚ました笠原昂史。今節もゴール前に立ちはだかる。

2016年8月10日(水)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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現在2試合連続無失点。安定した守備を最後方から支えているのが、笠原昂史(写真)だ。第26節金沢戦で18試合ぶりに先発すると、3対0の完封勝利に貢献。さらに敵地に乗り込んだ前節松本戦は徹底的にゴール前にロングボールを入れて押し込んでくる松本の攻撃に対して慌てることなく対応して、無失点で抑えてみせた。第26節以前に出場した4試合では1勝3敗、6失点を喫していた。その頃と比べて、はるかに安定したパフォーマンスを見せている。

笠原を変えたのは、河野高宏GKコーチの一言であった。
「今やらなかったら後悔するよ」
出場機会に恵まれない中、その言葉が胸に響いたのだった。最も課題としていたのは、コミュニケーションであった。ゴールを守るだけでなく、ピンチを未然に防ぐためにも絶え間ないコミュニケーションを取らないといけない。そこで重要となるのがGKのコーチングであり、笠原はそれが自分の課題として取り組んでいたが、ただ、それはあくまで「つもり」であったことを河野GKコーチの一言によって気づかされた。

「自分ではやっていたつもりだったんですよ。でも、それは自己満足だったんです。自分がやっていたつもりになっていただけで、周りから見たら全然足りていなかった。圧倒的に自分が足りなかったところを河野さんにズバッと指摘してもらったんです」
それから笠原は「しゃべり続ける」ことを意識して取り組むようになった。すると、依然と比べて「楽に守れるようになった」と感じるようになった。コミュニケーションを取れば取るほど、守備が強固になり、「迷いがなくなった」と手ごたえを口にする。それを体現できたのが、金沢戦であり、松本戦であったのだ。「試合に出られなかった間に自分なりに課題にしてきたことや準備してきたことを少し形にできたのかなと思っています」。

金沢戦後、今季はじめて見せる充実した表情で振り返った。
しかし、GKというポジションは安定したパフォーマンスを継続することによって評価されるポジションである。この2試合のプレーを継続させながら、さらに向上させていくことが求められる。それは本人も理解している。「まだまだミスも多い。常にパーフェクトを目指してやっていくことが大事だと思います」と2試合連続無失点という結果にも満足することなく、気を引き締め直している。今節も熊本の前に高く、力強く、立ちはだかる。

文:佐藤拓也(水戸担当)


明治安田生命J2リーグ 第28節
8月11日(木)18:00KO Ksスタ
水戸ホーリーホック vs ロアッソ熊本
ケーズデンキスタジアム水戸(水戸ホーリーホック)
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