【FC東京 vs 広島】 ウォーミングアップコラム:難敵・広島との一戦 FC東京の城福監督が下す決断は!?

2016年6月14日(火)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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【写真】明治安田生命J1リーグ第14節G大阪戦にて戦況を見つめる城福浩監督

FC東京は15日、味の素スタジアムで広島と対戦する。攻防一体の広島をいかにして攻略するのか。城福浩監督の采配に注目が集まる。

指揮官は、「広島は攻撃力のあるチーム。役割が明確で選手を当てはめる術を知っている。新外国籍選手のピーター ウタカも短い時間でフィットしている」と、分析している。

特殊な3-4-2-1の並びの広島に対して、東京が持つシステムの選択肢はいくつか存在する。今季の東京は、ここまで4-3-3と、4-4-2を併用してきた。だが、代表活動期間中に3-4-2-1を試験的にテスト。相手と同じシステムで臨むミラーゲームの形を用いる可能性もある。

仮に、ミラーゲームとなった場合は、局面での1対1に勝つことで試合を優勢に運ぶことができる。ただし、ここまで前線からの好戦的な守備で、建て直しを図ってきた経緯を考えれば、難しい選択といえる。現在チームは4戦負けなしを継続。しかも4試合連続完封と、守備は堅い。

手札の中から、どのカードを出すのか。もしくは切り札として手元に取っておくのかも興味深い。

だが、城福監督は、こうも口にしている。

「システムは準備をしてきたが、まず相手のカウンターを気をつけないといけない。GKからつないでくるチームだが、穴を開けたらそこを突いてくる。後ろに落ちた時の構えよりも、アグレッシブな姿勢で臨むことが大事」

まずは 、ここ数試合で見せてきた前線からの守備を機能させることに重きを置かなければいけない。最前線から最終ラインまで、選手がチェレンジ&カバーを徹底した攻防一体の戦い方であれば、ミラーゲームを用いる必要がないかもしれない。

ただし、一方で中3日で臨むため、体力面は考慮しなければいけないという。

「コンパクトさを保ち続けたいが、連戦でそれができない時間帯も出てくる。メリハリをしっかりとつけたい」

くしくも1週間後には、同じシステムの浦和戦を控えている。その一戦に向けた試金石にもなるはずだ。未消化の2試合でいかに勝ち点を積み上げるかで、順位にも大きく関わってくる。

明日のシステムは、そしてスターティングラインアップは――。城福監督の決断に注目が集まる。

文:馬場康平(FC東京担当)


明治安田生命J1リーグ 1st 第10節
6月15日(水)19:00KO 味スタ
FC東京 vs サンフレッチェ広島