【G大阪 vs 浦和】 ウォーミングアップコラム:藤春廣輝がオーバーエイジ枠でリオ五輪代表に内定。

2016年6月14日(火)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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6月14日、リオ五輪を戦うU-23日本代表のオーバーエイジ枠の1人としてガンバ大阪のDF藤春廣輝の選出内定が発表された。この日、明日の浦和レッズ戦にむけての練習を終えた藤春は、13時から行われた発表会見の場に臨み「自分の世代では五輪代表に選ばれなかったので、今回、こうしてオーバーエイジとして選ばれたことを光栄に思います」とコメント。集まった報道陣を前に、改めて自身初となるオリンピックへの思いを語った。

「僕は今回の五輪予選も戦っていないし、実際、他の選手が頑張って五輪への切符を手にしてくれた。そこにいきなり自分が入っていいのかという思いはありましたが、個人的にはこういうチャンスはそうあるものではないと思ったし、素直に「『やってやろう』という気持ちになりました。これまで五輪は、テレビでもロンドン大会しか観ていなかったし、自分にとっては遠い存在だと思っていた。ただロシアワールドカップ出場を目指して戦っている中で、チャンスをもらえるのなら勝負したいという気持ちになった。サイドバックにケガ人が多く出たことでの選出だったと思いますが、持ち味のスピードや攻撃参加を武器に、自分が正解どのくらい戦えるのか楽しみですガンバでは声を出してチームを盛り上げてくれるのは他の選手がやってくれていて、僕はひたすら走っているという感じでしたが、今回はオーバーエイジでの選出ですからね。いろんな選手とコミュニケーションをとりながら、声を出して盛り上げてやっていければと思います」

大阪体育大学からガンバ大阪に加入した11年。当時は全くの無名選手だったが、初年度から出場チャンスを掴むと12、13年は続けてリーグ戦フル出場を達成するなどしながら左サイドバックとしてのポジションを不動のものに。そうして着実に成長を続けながら15年は自身初となる日本代表に選出。3月27日のチュニジア戦で日本代表デビューを飾った。以降は日本代表にこそ選出されたり、されなかったりだったが、チームでは安定したパフォーマンスを発揮。今季のJ1リーグにも14試合中13試合に出場し、左サイドを加速させている。そうした中でつかみ取った今回の五輪への切符。ガンバ大阪で着実なキャリアアップを図ってきたレフティが、リオの舞台でどんなパフォーマンスを見せるのか。いや、それより前に今回の選出が今後のJ1リーグでの戦いにどんな刺激となって表れるのか。まずは明日の浦和レッズ戦を楽しみにしたい。

文:高村美砂(G大阪担当)


明治安田生命J1リーグ 1st 第10節
6月15日(水)19:00KO 吹田S
ガンバ大阪 vs 浦和レッズ