【北九州 vs 金沢】 ウォーミングアップコラム:降格圏からの浮上へ。本山雅志、こころ一つ、勝利への決意

2016年6月11日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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最下位にしずむ北九州。連戦最終日は21位金沢をホームに迎える。勝てば自動降格圏から脱し、上位浮揚への足掛かりを築くことになる。勝利こそが必要。郷里・北九州のユニフォームに袖を通している本山雅志は「先制点が重要になる」と意気込みを語った。

「結果が出ていないので、何がいけない、これがいけないという話が出てきがちになる。でも、みんなで修正し、ぶれずにやることが一番大事。監督が目指すサッカーを中心に、みんなが付いていかなければいけない」。本山はそう現在地を分析し、「攻撃は後ろから始まるし、守備も前から始まるので、その連動は必要だ」と力を込めた。チームがばらばらにならず、精神的にも戦術的にも一つにまとまることが今は大事な作業だ。

ここまでわずかに2勝。とはいえ、北九州が全く何もできていないかと言えばそういうわけではない。前節こそ0-3の大敗を喫してしまったが、原一樹はゴールを量産し、中盤でボールを持てている場面も多い。あと一歩で勝点3を手にできた試合も数知れず…。
いま、「あと一歩」の呪縛を振りほどいて白星を掴み取る手だてとして本山が強調したのが先制点だ。「どの試合もそうだが先制点を取ることでチームが勢いづいたりする。この前の試合(群馬戦)も先制点が取れれば結果は逆だったと思う」と振り返る。もちろんこのチームが先制点を勝利に繋げられない集団だとは思っていない。「器用な選手が多いので同じ方向にパワーが向けていい結果は付いてくる」。言葉には自然と熱が入った。

4連敗の中、今節は図らずも21と22位の対戦となってしまった。ここを抜け出す唯一の道は勝つこと。「監督が言うことをみんながしっかり理解してそのゲームに出すこと。試合に出ている選手だけじゃなくて、スタッフも含めて選手みんなで出すことが大事だ」――。チーム一丸、心を束ね、戦術を揃え、ここを乗り越える。

文:上田真之介(北九州担当)


明治安田生命J2リーグ 第18節
6月12日(日)14:00KO 本城
ギラヴァンツ北九州 vs ツエーゲン金沢