【群馬 vs 熊本】 ウォーミングアップコラム:刺激を受けた小林竜樹が貪欲にゴールを狙う

2016年6月11日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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前節北九州戦で大卒ルーキー瀬川祐輔が、クラブ史上2人目のハットトリックを決めた。瀬川の3ゴールによってチームは3−0で快勝。残留争いの大一番を制した。4試合ぶりの勝利にわき上がるチーム内で、瀬川の活躍に暖かい眼差しを送るプレーヤーがいた。

2012年にクラブJ史上初めてのハットトリックを決めた小林竜樹だ。同年35節山形戦で、怒濤の3ゴールを決めてクラブの歴史に名を刻んだ。2005年にJ2に昇格した群馬にとって、8年目の快挙だった。そして、小林以来のハットトリックは生まれていなかった。

小林は「ハットトリックは、タイミングや勢いが大切だと思う。これまでうちには、都倉(札幌)や平繁(熊本)、また多くのブラジル人など力のあるストライカーがたくさんいたが、みんなハットトリックは決めることができなかった。瀬川は、オレと同じく『持っている』と思う(笑)」と話した。

そして、2人目のハットトリック誕生について「自分だけじゃなくなったのは残念だが(笑)、クラブにハットトリックが一人しかいないというのは寂しくもあった。これから、ハットトリックする選手がもっと出てくるのが理想だ。そうすればチームは強くなれる」と付け加えた。

前節はベンチスタートだった小林だが、若手と中堅、そしてベテランがかみ合ってきたチームに手応えを感じている。「前節は4試合ぶりに勝ったが、チームの位置は変わっていない。若い選手たちは良いモノを持っているので、それを活かしながらチームの順位を上げていきたい。自分自身も貪欲にゴールを狙ってく」。初代ハットトリック・小林は、瀬川の活躍を見守りながら、自らも2度目のハットトリックを狙う。

文:伊藤寿学(群馬担当)


明治安田生命J2リーグ 第18節
6月12日(日)16:00KO 正田スタ
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