【柏 vs 川崎F】 ウォーミングアップコラム:柏の“ア・レンダ・ビーバー”ことディエゴ オリヴェイラ、2試合連続ゴールなるか? 新たに誕生した「ディエゴ・ダンス」にも注目!

2016年5月7日(土)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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第2節終了時点でJ1唯一の開幕2連敗。一時は最下位に沈み、3月は勝ち星に恵まれず公式戦7戦未勝利だったチームは、4月に入ると突如として蘇り、公式戦7連勝、リーグ戦5連続完封勝利を挙げて一気に4位まで上り詰めた。今節の川崎Fとの上位直接対決を制すれば、勝点21となり川崎Fと並ぶ。

この快進撃の要因には、多くの若手選手の台頭や下平隆宏監督の卓越したマネジメントも挙げられるが、この男がチームにフィットしてきた点も見逃せない。チャントの一節にある“ア・レンダ・ビーバー”(生きる伝説)に相応しい活躍で攻撃陣をけん引するディエゴ オリヴェイラである。

加入当初から体の強さとテクニックの高さを発揮していた。だが試合では局面のうまさこそ際立つものの、チームにとってさほど効果的ではなく、ボールを持ちすぎて相手に囲まれることも、決定機でシュートを外すシーンも少なくはなかった。
その流れを変えたのが第7節G大阪戦の初ゴールだ。当初は「早く結果を残さなければ」という焦りやプレッシャーもあったのだろう。
「点を取るということで自信を持つことができます。自信を持つことで、その先のゲームでも点を取っていけるんだと思えますし、トレーニングでも自信を持ってやれます」
初ゴールがもたらした心境の変化をそう口にした通り、そこから背番号11は一気にチームへの順応を見せ、公式戦7試合ノーゴールから一転、G大阪戦以降は公式戦4試合4ゴール(リーグ戦3、ヤマザキナビスコカップ1)と柏の重要な得点源となった。

2ゴールを挙げた前節の甲府戦後には「サッカーは集団のスポーツですから、独りよがりになってしまうと良い結果は出ない。2つとも味方にお膳立てしてもらったゴールです」と言って味方選手に賛辞を送ったように、ピッチ外では周囲へのリスペクトを忘れない心優しいナイスガイである。
また、大勢のサポーターが訪れた山梨中銀スタジアムのスタンド前で、試合後にディエゴ オリヴェイラはサポーターが歌うチャントのリズムに合わせて、両手を振る踊りを見せた。それは早くもサポーターから「ディエゴ・ダンス」と名付けられ、チャントが歌われる際にはスタンドのサポーターもリズムに合わせて両手を振っていくダンスが定着しようとしている。

今節の川崎F戦に向け「自身のゴールよりも、まずは勝つことが大事」と言うあたりは実にディエゴらしい。攻撃のカギを握る“ア・レンダ・ビーバー”が躍動すれば、日立台を黄色く染めるサポーターは「ディエゴ・ダンス」で歓喜を表現することになるだろう。

文:鈴木潤(柏担当)


明治安田生命J1リーグ 1st 第11節
5月8日(日)13:00KO 柏
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