【札幌 vs 徳島】 ウォーミングアップコラム:職人的なブラジル人アタッカーに注目

2016年4月28日(木)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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【写真】来日1年目ながらもそつなくフィットしているマセード

先日、テレビの試合中継を見ていると、実況の方がとある選手を指して「外国籍選手なのに守備もしっかりやる」と好評価をしていた。「なるほど」と思いながら筆者は見ていたのだが、いま考えてみると「外国籍選手=守備にはあまり一生懸命ではない」という大前提がいつの間にか出来上がっているということなのだろう。とはいえ、前述したように違和感なくそのコメントを聞いていたのだから、筆者としても心中、同調する部分は大いにあるわけで。絶対的ではないが、ある程度は的を射ているのだろう。

過度に持ち上げるつもりはないが、そうした観点からも札幌のマセード選手はいい選手だと思う。このブラジル人は右サイドを主戦場に、コツコツと上下動を繰り返すし、守備も頑張る。札幌の基本フォーメーションは3-5-2であるため、アウトサイドは1人で色んな仕事をしなければいけないのだが、来日1年目ながらもこの選手はそつなくフィットしている印象だ。マイボールを簡単には失わないし、苦しい時間帯にはクレバーにセットプレーを得たりもする。

プロフィールを見てみると、かつてはポルトガルの名門スポルティング・ブラガに在籍していたり、近年もブラジルの強豪アトレチコ・ミネイロでレギュラーを張っていた模様。筆者がよく知らなかっただけで、ブラジル国内ではそれなりのネームバリューを持った選手なのだろう。

ここ数試合は同じブラジル人のジュリーニョが得点したり好機を演出したりと視線を集めているが、このサイドプレーヤーの働きぶりにも視線を注ぎたいところ。近い位置でプレーをするDF進藤亮佑も「ボールを預ければ数的不利でも突破をしてくれる場面もあるし、コミュニケーションも取りやすい選手」と信頼を寄せている。

開幕からここまでを振り返っても、マセードを負傷で欠いた試合はチームとして攻守のバランスが保てていなかったように見えた。派手さはないも、90分間通して堅実なプレーを演じるこの選手により注目していきたい。「右サイドからの仕掛けに注目してください。得点? いや、どちらかというと僕の場合はアシストばっかりかな(笑)」と謙虚かつ職人的な発言も、いい感じだ。

文:斉藤宏則(札幌担当)


明治安田生命J2リーグ 第10節
4月29日(金)14:00KO 札幌ド
北海道コンサドーレ札幌 vs 徳島ヴォルティス
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
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