【熊本 vs 山口】 ウォーミングアップコラム:山口の皆さん、彼の勇姿を見てください。

2016年4月8日(金)

「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
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熊本は今節、初対戦となる山口をホームのうまかな・よかなスタジアムに迎える。黒木晃平の双子の兄・恭平との兄弟対決が実現するか(ピッチ上で見分けがつくのか!?)も1つの見どころではあるのだが、ゲームとしては高いポゼッション率を誇る山口の攻撃を失点の少ない熊本がいかに抑えるかにも注目したい。

熊本の守備陣では、左サイドバックとして先発出場を続けている黒木の運動量、新加入のDF植田龍仁朗の高さを生かした跳ね返し、同じく新加入のGK佐藤昭大の的確なコーチングと安定したセービング、経験豊富な園田拓也のカバーなどが少ない失点を支えているのだが、右サイドバックとして開幕からここまで6試合、先発フル出場を果たしている藏川洋平(写真)のプレーぶりも大いに効いている。

今年の夏に39歳になるチーム最年長の藏川にとって、生まれ故郷である山口にできたJクラブとの対戦は、自身のキャリアの長さも含めた時の流れを感じさせるものになる。
「(1993年の)Jリーグの開幕は、たしか高校(多々良学園※現高川学園)の寮で見た記憶がありますね。あの時の盛り上がりはすごかったけど、地元にJリーグのクラブができるなんて思ってもいなかったし、今みたいにJ2、J3ってカテゴリーができることも想像してなかったしね」

年末のわずかな期間に帰省する際には、同級生との食事の席でレノファ山口のことも話題に上るという。あいにくシーズンオフとあって「地元の盛り上がりはよく分からない」と笑うが、一方では「もっと盛り上がるように、専用スタジアムができたらいいですよね」とも。「アベさんに頑張って欲しいですよ」と続けたので誰のことか一瞬、分からなかったが、山口県出身の安倍晋三首相のことらしい(笑)。

アウェイ、つまり地元・山口での対戦となれば気持ちもいっそう入るだろうが、今節はホームでの対戦なのでそこまで特別な思いはない、らしい。とは言え、スカパー!の中継を見る山口サポーター、あるいは友人・知人も少なくなかろう。

山口が生んだJリーガーは、岩政(岡山)、高松(大分)の“ダブル大樹”や、リオ五輪世代の原川力(川崎F)らだけではない。山陽小野田市出身の藏川洋平が“永遠の若手”と呼ばれる所以を、元気な姿から存分に感じ取って欲しい。

文:井芹貴志(熊本担当)


明治安田生命J2リーグ 第7節
4月9日(土)13:00KO うまスタ
ロアッソ熊本 vs レノファ山口FC

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