FC琉球編:2015喜怒哀楽

2015年12月27日(日)

今季のJ's GOAL年末企画は“2015喜怒哀楽”。全52クラブの担当ライターが3つの視点から2015シーズンを振り返ります!

■2015クラブトピックス
不完全燃焼のまま終焉を迎えた薩川サッカー。フロントとの溝埋まらず
10月末に発表された薩川了洋監督の退任。
明治安田生命J3リーグは9位で終わったものの、その数字だけでは判断しきれない魅力があり、ケガや移籍などでやりくりに苦慮するも、選手たちは懸命にプレーし、成長するその姿をサポーターも感じ取っていた。田中恵太らかつての教え子を琉球に招いて基礎作りを行い、続投への意欲を示してた最中での退任発表は、現場とフロントの両輪が噛み合わない後味の悪さを残した。 来季は金鍾成(キム・ジョンソン)新監督の下で再スタートを図ることとなるが、クラブが掲げるビジョンを明確に示し、理解を得ていく努力が必要だ。

最終節後にスタンドに上がってサポーターと記念撮影する薩川了洋監督

■2015私的トピックス
チームを応援するコミュニティーの存在が、選手たちを強くする
琉球はアマチュア契約の選手がほとんどで、練習後は仕事に勤しむ姿があります。サッカースクールのコーチやコールセンター、ショップの店員など様々で、両立させる難しさがありながらも懸命にプレーする姿、そして厳しい練習の後も笑顔でメディア対応を受ける姿にプロ魂を見ることができました。
仕事が終わると、チームをサポートする店でふるまわれる夕飯を頬張る。そこには必然的にサポーターが集まり、今シーズン出場機会を増やした今野太祐や朴利基らも頻繁に訪れて交流を図る場にもなっていました。街にサッカーがある幸せを、改めて感じた次第です。

■2015Jリーグトピックス
来季は初の九州ダービーが実現。チームの誇りを前面に押し出せ!
今季の明治安田生命J3リーグに在籍した九州・沖縄のクラブは琉球のみでしたが、来季はJ2から大分が降格し、JFLから鹿児島が参入することで、J3初の「バトル・オブ・九州」が実現します。九州リーグ、JFL時代も含め、大分や鹿児島との対戦は初めて(合併前のヴォルカ鹿児島とは対戦あり)となります。ダービーと聞くと、地域を誇る気持ちから自然と鼻息が荒くなってしまいます。サッカーはローカルでの対抗意識から世界中に広がった、感情を露わにできるスポーツ。琉球が今後発展するためにも、ライバルの存在は必要不可欠です。九州には負けない!絶対勝つ!ぜひとも琉球愛をスタジアムで叫んでほしい。

Reported by 仲本兼進

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