湘南ベルマーレ編:2015喜怒哀楽

2015年12月29日(火)

今季のJ's GOAL年末企画は“2015喜怒哀楽”。全52クラブの担当ライターが3つの視点から2015シーズンを振り返ります!

■2015クラブトピックス
初のJ1残留。勝てなかった相手との決着は次なる宿題
2010、13年に次ぐ3度目の挑戦に臨んだ今季、1年で降格した過去を覆しクラブ初のJ1残留を果たした。内容では相手に譲りながら勝利を手繰り寄せた明治安田生命J1リーグ1stステージ第2節・鹿島戦にかつてとの違いを思い、第5節・FC東京戦では敗れたにも関わらず清しさがあふれた。たとえばそんなふうに、ひもとけばよみがえる記憶たちは試合を重ねるたび更新されていく。成長を期する彼らの次が、観る者の感慨を新たにさす。勝てなかった相手との決着は次なる宿題と、そう言えることもまた意義深い。
明治安田生命J1リーグ1stステージ第2節・鹿島戦後

■2015私的トピックス
湘南の文字が視界に踊る日常
このオフは選手らの移籍にまつわる報道を目にする機会がとにかく多い。「濃厚」「決定的」といったフレーズに戦々恐々とし、リテラシーも鍛えられながら、かたやこれだけ話題にのぼること自体に彼らの成長の道のりが思われる。出会いと別れ、その部分だけを切り取れば、寂しい結果と向き合わなければならないことも出てくるかもしれないけれど、別れを希望の象徴として歌うひともいるように、クラブの歩みは新しい未来へと向かっている。

■2015Jリーグトピックス
3位チームのJ1初昇格と、愛媛のJ1昇格プレーオフ初進出
2012年に始まって以来、下剋上が定番になりつつあったJ1昇格プレーオフにあって、今季はシーズン中の順位に抗うことなく3位の福岡が山を登り詰めた。愛媛のJ1昇格プレーオフ初進出も記憶に新しい。9月に加入し、途中出場で決勝点を決めるなど活躍した白井康介や、気持ちを前面に押し出しサイドを制した福岡の亀川諒史、シーズンを通して主軸を担った長崎の梶川諒太、またJ1昇格プレーオフには届かなかったが水戸で存在感を放った岩尾憲など、湘南から期限付き移籍している選手たちの躍動にも胸が高鳴った。

Reported by 隈元大吾

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