【札幌 vs 徳島】 担当ライター“一問一答”

2015年11月6日(金)

「担当ライター“一問一答”」は、対戦する両クラブの記者が質問と答えをぶつけあう新企画です!

明治安田生命J2リーグ 第40節
11月7日(土)14:00KO 札幌ド
コンサドーレ札幌 vs 徳島ヴォルティス

★札幌から徳島へ
Q
札幌と同様に徳島もJ1昇格プレーオフ進出の可能性をギリギリ残しており、前節も札幌と同じように、終了間際に得点して勝点獲得。その粘り強さの原動力だったり、背景にはどういったものがあるとお感じでしょうか?
(札幌担当:斉藤宏則)

A
前節、最後のワンプレーで追い付けたのは、プレーオフ進出を諦めない執念ももちろんありましたが、それ以上にホームでの勝利を欲する選手たちの気持ちがあったからだと思います。

リーグに限定すれば、徳島は第29節(8/15)東京V戦を最後に、ホームで勝てていません。しかも最近の2試合(第36節・38節)では連敗を喫し、プレーオフから遠ざかってしまう姿をホームスタジアムに詰めかけたファン・サポーターに見せてしまいました。

そのため選手たちが前節に対し持っていた意欲と気持ちは並々ならぬものでした。結果的に勝利とまではなりませんでしたが、それでも土壇場で追い付いたあの戦いは間違いなく、ホームのファン・サポーターに何としても勝利を届けようという意欲と気持ちが実を結んだものと言えるはずです。
(徳島担当:松下英樹)


★徳島から札幌へ
Q
前節の逆転勝ちはチームが執念を見せた素晴らしいものであったと思いますし、その戦いぶりからは全員の高いモチベーションが感じられました。徳島同様、J1昇格プレーオフ圏内への道は他力の必要な険しいものになっていますが、選手たちは余計なことを意識せず、眼前の戦いだけにしっかり集中出来ているということでしょうか?今の札幌のメンタル面を、伝わってくるままにぜひ教えてください。
(徳島担当:松下英樹)

A
メンタル面なのでなかなかうかがい知れない部分ではありますが、前節に関して言えば「選手がプライドを最後まで示した」という四方田修平監督のコメントが空気感を的確に表現しているように感じます。

今シーズンの札幌はJ1昇格を絶対目標に掲げながらも、現時点で10位。前節の千葉戦は引き分け以下の結果に終わると、J1昇格プレーオフ進出が消滅する可能性もありました。俗に言う「崖っぷち」の状況。そうしたなかでチームがより高いモチベーションとテンションでゲームに挑んでいた印象は強く感じたところです。具体的な例で言えば、守備から攻撃に転じた際に攻め上がる人数が多かったり、ひとつひとつのプレーにかける執着心がハッキリと見て取れました。

あらためて札幌のメンバーを振り返ると、W杯を経験した選手だったり、韓国代表選手だったり、世代別日本代表候補の選手だったり。あるいはJ1昇格のために即戦力として迎え入れられた外国籍選手だったりと、中身はさまざまなれど何かしらの実績や肩書を持つ選手が多数在籍。そうした選手たちの「オレたちはもっとやれるんだ」というような気持ちが、冒頭で記した指揮官の「プライドを示した」という言葉につながったように感じています。得点力不足が深刻な課題だったチームが、ここにきて千葉という攻撃的な強いチームを相手に点の取り合いで勝てたのは、そうした意気込みが結実したのではないでしょうか。

補足になりますが、そうした前節を経て、「すべての試合でそのくらいの気持ちを見せてくれ」と思う方もいることと思います。しかしながら、決勝ゴールの場面ではGKク ソンユン選手も攻め上がり、シュートを決めた上原慎也選手も「相手選手の意識が長身のソンユンに向いていたから、チャンスだと思った」と振り返っています。同点で迎えた試合終盤にGKが自陣ゴールを留守にしてまでも攻め上がる場面は、シーズン開幕戦や序盤戦ではまず起こり得ないでしょう。やはり「崖っぷち」というシチュエーションが呼び起こした劇的勝利だったと思います。
(札幌担当:斉藤宏則)
札幌ドーム(北海道コンサドーレ札幌)
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